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PROJECTS


1. 熱電併給装置の稼働率向上を目的とした、高効率ガス化方式の開発
小規模バイオマスガス化熱電併給装置の効率向上のための高効率なガス化方式と反応特性を速度論を用いて解明しています。

2. 木質バイオマスを燃料としたガス化炉内の固化物(クリンカ)形成を抑制するのための混合燃料開発
スギ材を燃料としたガス化では、炉内にクリンカが形成する事例が見られます。これを抑制するために、異なる樹種を混ぜることが有効な事例が見られます。これらの燃料混合の指針となる無機成分の溶融特性を解明しています。

3. ガス化炉の熱バランスを保つための木質チップの乾燥特性の解明
木質チップを燃料としたガス化炉では、チップの不均一な含水率によって炉内の熱バランスが乱れることで、稼働停止に至るトラブルが発生する。これを防ぐために、チップの乾燥に必要な乾燥時間の計算に用いられる乾燥速度定数の解明をおこなっています。

4. ガス化残渣のバイオ炭利用に向けた特性評価
ガス化残渣の細孔特性や保水性の評価などを含めた評価を実施しています。

5. ガス化熱電併給の運転における技術的な改善やパラメータの変化が、環境影響や採算性に及ぼす影響をLCA(ライフサイクル評価)とTEA(技術経済性評価)で評価
ガス化熱電併給の安定運転に寄与する技術やパラメータが、環境影響や採算性に及ぼす影響を、LCAやTEA(techno-economic analysis)によって解明しています。
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